モノノホン

モノノホンによると、ここは地球の片隅であり、世界の真ん中であるらしい。

久々の新橋、京橋の写真展、八重洲ブックセンター

 どうやら眼精疲労のようだ。特に医者に診てもらったわけではないが、症状を検索すると眼精疲労のそれと合致する。
 今月中旬の胃腸炎のあと、目のかゆみと首の痛みが同時に来た。首の痛みが引いたらひどい肩こりに悩まされた。たまたま目と首・肩が同じタイミングで来たのだろうとばかり思っていたが、いつもはすぐに治る目のかゆみがぜんぜん引かないので、もしやと思って調べてみたら、まったく眼精疲労の症状らしい。ううむ。

 

 久々に新橋に行く。清々しくはあるがおそろしく寒い。震災の年から通っている病院も、順調にいけばあと1、2回で終わる。
 主治医が結婚したらしい。そのことを細君に伝えると(細君は一度会ったことがある)、「相手がいたの!?」と、とても驚いていた。長く通えばいろいろあったが、いい先生だった。治療が終わったらお礼の手紙でも書こうと思う。

 

 診察のあと、病院と同じビルの地下にあるお好み焼き屋へ行く。存在は知っていたが、行ったことはなかった。最近読んでいるブログの2004年の記事にその店が載っていて、おいしいということ。診察終わりに主治医にその店について聞いてみた。「おいしいおいしい。普通だけどね、おいしいよ」とのことだった。
 13時ちょうどに店に入る。客は誰もいない。やっていないんじゃないかとさえ思った。750円の普通のお好み焼きを頼む。普通の、というのはもちろん広島風だ。広島風じゃなければわざわざ行かない。
 テーブルに鉄板があるタイプではなく、店の人が焼いたものを持ってきてくれるスタイル。僕しかいないからか、思ったよりも早く出来上がった。うん、普通。おいしいけど、感動はしない。
 何度か広島でお好み焼きを食べたが、広島のお好み焼きというのは、感動がついてくる。安くはないけど、感動する、それが広島のお好み焼きだ。今日のお好み焼きは、高くないけど感動はしない、そんな感じ。まあ、おいしいんだけど、普通。自分でも作れそう。
 帰って細君にそのことを伝えると、お好み焼きとラーメンの価格の話になった。お好み焼きもラーメンも高いが、食材と作る手間を考えれば、お好み焼きは割高な気がする。僕は広島風お好み焼きも作るし、菊水の麺を買ってきてスープは自作してラーメンも作る。店の感動は出せないが、十分においしい。ちなみにいまは寿司が食べたい。寿司は作れないので、食べに行くしかない。

 

 せっかくなので、烏森神社にも寄る。散々目の前を通ってきたが、参拝するのは初めて。
 僕は心臓の病院も新橋にあるので、新橋自体にはこれからも来るだろうが、一時期は毎週通っていたから、それに比べるとだいぶ遠い街になる。まだ最後ではないけれど、これまでの挨拶。

 

 新橋駅から銀座線に乗って京橋へ向かう。ISLAND GALLERYでの宮沢和史の写真展。去年の4月にも開催されたが。それ以来だ。
 他の展示のときに来たことがないのでわからないのだが、ここはとにかく感じのいいスタッフの人に声をかけられる。前回もそうだった。小さい会場で、客も少なかったからかもしれないが、まあよく声をかけられる。そしてこちらから話しかけてもオッケー。もしかしたら客層としては、僕(30代男)というのは少ないのかもしれない。たぶん宮沢さん(僕のちょうど20歳上)世代の女性が多いんじゃないかと思う。
 飾られた写真と詩は30枚。時間があれば、というか一周にそんなにかからないので、一度見終わったら、もう一度最初の写真に戻ることをおすすめする。最初は気づかなかったが、最後の写真を見てから最初の写真に戻ると、ストーリーを感じる。
 何気ない写真ばかりなのだが、そういう「日常の風景」が愛しい。宮沢さんの歌も流れていて(今回はわからないが、前回は宮沢さんが選曲したものだったと聞いた)、とにかく心地よい空間だ。
 なお展示してある写真は購入できる。50,000円以上買うと、2月4日に開催されるトークイベントにも参加できる。これほど行きたいイベントはないが、僕の財力ではさすがに無理だ。カタログも売っている(2,800円)。オンラインストアでも購入できるが、発色があまりよくないので、可能ならば実物を見ることをおすすめする。当たり前ながら、受ける印象が全然違う。
 会期は今月の28日まで。18日から開催していたらしいが、僕は一昨日やっていることを知った。ギャラリーの場所は、京橋の明治屋の近く。東京駅(八重洲口)からもぜんぜん歩ける距離。少しわかりにくいが、がんばってください。

 

 ISLAND GALLERYを出て、八重洲ブックセンターに行く。いつ以来かわからないほど久しぶり。最後に行ったときは、ノムさんがサイン会をしていたときだった気がする。先日亡くなったサッチーもいた。なんだこの長い列は、と思ったら、その先にノムさんがいて、隣にサッチーがいて、おお、と思ったのを思い出す。
 野球関係者なら、ノムさんと落合とイチローのサイン会なら行きたいと思う。清原も行きたい。なんだかんだ、清原は幼き日のヒーローだ。松坂だって素晴らしいピッチャーだし、西口だって西武を背負ったエースで、松井稼頭央はスーパースターなんだけど、あの頃に西武球場でホームランを打っていた清原は、特別なんです。
 八重洲ブックセンターでは、村上春樹の『1Q84』を発売日(の前日だった記憶がある)に会社の昼休みに行って買ったり、入院する祖母が退屈だろうと思ったので原田泰治の作品集を買ったりした思い出がある。
 今日は4階でしばらくいて、あれこれ本を買い(レジの店員さんがとても親切だった)、地下に降りて少し本を買った。いつの間にか(と言えるほど来ていないんだけど)ポイントカードができていた。
 店内では制服姿の女子高生を何組か見た。普段からこういう本屋に行ける環境が素晴らしい。僕も高校時代に宮脇書店本店によく行っていたけれど、いい本屋ほど素晴らしい空間はない。
 ちなみにここは4階まではエスカレーターで行けるが、それより上(8階まで)はエレベーターか階段でないと行けない。なぜこういう造りにしたのか。文芸や文庫が5階で、美術関係が8階で、など不便である。まあいいんだけど。

 

 京浜東北線の北行で家路につく。最近は都内に出ても帰宅時は中央線ばかりだったので、この方面の京浜東北線も久しぶり。南浦和駅の5番ホームからは夕焼けの中の富士山が見えた。しかし寒い。以前、日本橋の会社に勤めていたとき、神田→南浦和→東所沢→家と進むにつれて、気温が下がるのを感じたことを思い出す。
 最寄り駅に着き、薬局に寄る。「目・肩・腰」系の錠剤と、レンジで温めて目に当てるパッドを買う。パッドは繰り返し使えるというものを買ったが、コーヒーのにおいは別にいらないなと思った(あずきとコーヒー豆が入っている)。しかしとにかく目を大事にしないといけない。

 

 腰が痛くなるので(僕は地べたに座るのが苦手だ)、こたつではあまり執筆はしないのだが、さすがに寒すぎてこたつでこの記事を書いた。明日は完全に雪かきができていないという祖母宅へ行って雪かきをする予定。